楽曲歌詞

波間の国のファウストOP「少女のプリズン」

製作者から一言

void(作曲)

この楽曲は制作前に頂いた「暗いところで塞ぎ込んでいる少女が自分の闇に向き合いつつも立ち上がる」というようなイメージから、イントロの壮大な雰囲気から一転、Aメロでかなり柔らかくしっとりとさせて、Bメロで徐々に開けていき、サビで爆発!という流れを意識して作っていきました!

ボーカルはもちろんのことですが、エレキギターとアコースティックギターの住み分けと、Aメロ部分のメインボーカルとささやき声のミックスが特に聴いて欲しい部分です。
少し意識して聴いてみていただけると嬉しいです!!

夕野ヨシミ(作詞)

作詞する前に、具体的なキーワードをいくつか頂きまして、それを元に歌詞を書き上げていきました。
ゲーム内でこの歌が流れるのは別離のシーンであり、歌詞においても喪失感と後悔を表現しています。
しかし最終的にはゲーテ作の『ファウスト』と同じように魂が救済されてほしい、という思いを後半のほうに込めました。

momiji(vocal)

こんにちは、初めまして。momijiですっ。
この度「波間の国のファウスト」OP曲少女の空白プリズンを歌わせて頂きました^^
皆さんはもうゲームの方も楽しんでいますか??^^
この曲を聴いた時にイメージが凄く浮かんでいて、そのまま声にしたんです。
voidさんと一緒に色々お話しながら、収録していきました。
素敵な曲になぁれと思いながら沢山の人にこの曲が届いたらと。そんな想いもあったりで…^^

ゲームと曲が一体化して本当に素晴らしい作品だと思います^^
まだきいてなーい、ぷれいしてなーい、そんなあなた〜!!!は
是非是非たくさん聞いて、たくさんプレイして下さいねっっ

それでは、またっ☆
momijiでした。

製作者から一言

高野大夢(作曲)

まず、作詞の夕野さん、歌の小倉さんに改めて御礼申し上げます。お二人がいなければファウストにEDは流れませんでした。ありがとうございました。
制作上、EDでは「無常観」や「母性」といった言葉がキーワードとなっていました。また、BGMにも頻出するメロディを使っており、こういったアレンジとしての楽曲に、いかにそれらのキーワードを落とし込んでいくか、そのような視点から制作していきました。たぶん。
同様のメロディは雰囲気を変えていくつかのBGMにも登場しています。
そういった箇所にも注目してサントラもお聴き頂ければ、作曲者としては大変嬉しく思います。

夕野ヨシミ(作詞)

こちらの曲も、先に用意して下さっていた歌詞イメージに沿って作詞させて頂きました。
内容的にOP曲から繋がる部分もありつつ、それに加えて後悔を乗り越え未来へと進んでいく人間の意志を描いています。
主人公の律也たちにとって何が魂の救済であるのかを見届けて、それと合わせてこの歌も聴いていただければと思います。

小倉みう(vocal) 発売おめでとうございます。
故郷が海の近くなんですが、歌詞も海の存在が大きく描かれていて、故郷の海を思い浮かべながら包まれるような優しいイメージで歌うよう心がけました。声量が足りなくって声を伸ばしきるのが難しかったのですが、こうして形になってとてもうれしいです。